主婦 カードローン

思ったほどボーナスが出なかった、先月カードを使い過ぎてしまった、子どもの授業料の払い込みがある…。こんなご時世のやりくりは、予想外の出費との闘いの繰り返しかもしれません。家計を預かる主婦にとって、配偶者に余計な心配をかけたくないといった気持ちもあるでしょうし、お金が必要な理由が自分の実家の出来事での出費だったりすると、ちょっと旦那さんに言いづらいといった場合もあるかもしれません。共働きであればともかく、自分が働いていない、あるいはパート社員のように定期的な勤務ではなくアルバイトしかしていないといった場合、カードローンの申し込みはできるのでしょうか。

結論的には、主婦でも申し込めるカードローンはいろいろあります。改正貸金業法が施行された前後は、これからは主婦の申し込みはできなくなるといった会社がいくつもありましたが、最近では対応が変わってきています。ひとつは配偶者に安定した収入があれば、その収入をもとに審査をしてくれる方式で、これにはその配偶者の同意が必要となります。もうひとつは10万円とか30万円とか限度額は少なめですが、主婦だけでなく学生にも申し込める方式のカードローンです。また、例えパート社員でなくてもたまにアルバイトするということであれば、その収入を申告すれば審査してくれる会社はいくつもあります。特に、最近では限度額50万円の申し込みまでは、あるいは会社によっては100万円まで収入証明不要ですという会社が増えていますので、自分のアルバイト収入を申告していないので収入証明が取れないという人も安心して申し込みできるようになってきました。

収入のある配偶者の同意をもらって申し込みをする場合の会社の対応としては、それでもあらかじめ限度額を30万円と定める会社と、その配偶者を連帯保証人的に考えて配偶者の持つ限度額をある程度利用限度額として認める会社があります。こうしてみてみると、10～30万円程度のキャッシングであれば、収入があまりない主婦でもカードローンの申し込みができる会社がいくつもあるということになります。また、それを超えるキャッシングをする場合は、逆に借りることができたとしても、自分に収入がないのに配偶者に黙って限度を超えるキャッシングをするということは、多重債務のきっかけとなってしまいます。やはり家計のやりくりということであれば、30万円くらいまでのキャッシングに抑えるようにして、自分に収入がない主婦がそれを超えてしまう時にはあまり無理をしないようにした方が良いですね。